リスト三冊目
坂木司著『仔羊の巣』
ひきこもり探偵第2弾です。
今回はひきこもり探偵こと鳥井氏ががんばって外にでていましたね。
まぁ、親友の坂木くんのがんばりと栄一郎さんの人柄の賜物ではないかと。
新キャラも増えて、益々鳥井氏の周りは賑やかになりました。
このことが果たしてどのように鳥井氏に影響していくのやら、楽しみですね。
一作目は鳥井氏の異色さ〈?〉が目立っていてあまり思わなかったのですが、坂木くんもなかなかの者ですね。
なんていうか鳥井くんに依存しすぎ感が表にでていて、少し引きました。
作中に『二人は恋人。坂木はホモなのでは』的な雰囲気の場面があるのですが、違うとわかっていても、二人の友情が濃すぎて、『もしや・・・。』と思ってしまったり。
もしかしたら、そこに拒絶反応を示す方がいらっしゃるかもです。
でもまぁ、坂木くんの人の良さでそこはなかったことにしておきましょう。
(あれはもう現実世界には絶対いないレベルのいい人ぶりですからね〉
現実世界にいないと言えばみんなのおじいちゃん・栄一郎氏の人柄も現実離れしたものがありますね。
というかいままであんな出来た人物にあったことがありません。
(まぁ、十数年生きただけではあえなくても無理ないですがね;〉
あんな風にちゃんと人を叱ったり諭したりしたり出来る人って今の時代そうそういませんよね。
昔は『地震雷神オヤジ』という言葉通り、他人でもしかってくれる人がいたけれど
物騒な社会になった現代ではなかなか見ませんよね。そういう方。
それが犯罪が増えている一因かもですね。
もし、現実にあんな素敵なおじいちゃまがいたらお友達になりたいです。
そして簪を作ってもらうのです・・・!!〈ヲイ

〉
あいかわらず事件の構成・真理が面白いですね。
そしてなにより、作中に出てくる鳥井氏の料理が美味しそうで、読んでいる時にかなりお腹が鳴りました。(ほら、夜中って何故かお腹がすくよネ☆〉
次巻、最終巻です。
果たして鳥井氏と坂木くんの関係や彼らを取り巻く人々にどんな変化があるのか
楽しみです。